地名の由来
今 市(いまいち:栃木県今市市)
とちぎん博士今市は「オアシス都市」をキャッチフレーズにしていますが、街には、あのギネスブックにも載っている文化遺産があります。「博士、ギネスというと世界一?…何だろう」。ヒントは日光街道…。「杉並木ですか!」。そのとおりです。日光3街道に残る杉並木は総延長37キロ。植えられたのは370年前の江戸時代です。「すごいですね、杉並木は世界的な文化遺産なんですね」。そういうことですね。
imaichi  さて、本題に入りましょう。今市の地名のルーツ探し…。「はい」。街は日光街道の宿場町として発展してきたということは、知っているでしょう。「日光街道に関係があるんですか、博士」。そのとおりです。
日光、例幣使、会津西街道が合流する街は、古くから近隣の6か村が持ち回りで、「六斎市」という「市」が開かれていたんです。それが今日のような立派な日光街道が生まれたことでこの地に定着し、更に活気ある新しい市場ができたから"今の市"「今市」と呼ぶようになった、という説です。もうひとつは…。「博士、説はほかにも?」。あるんです。この地は古くは「今村」と称していたが、いつからか、「今市」と呼ぶようになった、という説です。いずれにしても、裏づける史料は、残念ながらないようですけれど…。
 ルーツとは直接関係はありませんが、街を語るうえで、忘れられない人物がいます。「博士、二宮金次郎のことですね」。そのとおりです。尊徳(金次郎)は晩年、今市に住んでいたんです。二宮堀と呼ぶ38の用水路は尊徳の偉業で、現在も使われている…。「すごいですね」。街は、日光国立公園をひかえ、大谷川や杉並木に象徴されるように水と緑にあふれています。さらに尊徳が残した教えを受け継ぎ、人々はいきいきと暮らしている。それが"オアシス都市"今市なんですね。「博士、歴史と自然が調和したすばらしい街なんですね」。そうですね。
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