地名の由来
上三川(かみのかわ:栃木県河内郡)
とちぎん博士「上三川」というと、まず最初に思い浮かぶことって何ですか。「神社やお寺が多いことかな...それに、川も多いですね、博士」。そのとおりです。街には、白鷺神社や満願寺などたくさんの名所旧跡があります。*"七福神めぐり"だってできるんですよ。「ええっ、博士、七福神って...恵比寿様や大黒様のことでしょう」。そうです。みなさんも街を散策してみましょう。おもしろい発見が待っていますから...。
kamino  さて、本題に入りましょう。上三川の地名のルーツ探し...。先ほど、街には川が多いと言いましたが、上三川の字が示すとおり、ヒントは川です。「博士、の川がルーツですか」。七福神と結びつけましたね。それはおもしろい。でも...。「ということは、他に?」。「三つの川ですか、博士」。そのとおりです。街は、かつて「三川の郷」(みかわのごう)と呼ばれていました。三川とは、鬼怒川、田川、江川と言われています。三川の郷は、その後、上三川・中三川・下三川に分かれ、最終的には、上三川の地名だけが残った...と。「博士、自然がそのまま地名に、ということですか」。地名は自然と密接な関係がありますが、上三川は、まさにその典型でしょうね。
 「博士、街の歴史は古いんですか」。そうですね、町に人が住むようになったのは縄文時代以前といわれています。中世の頃には、上三川城(白鷺城)と多功城があり、街は、城下町として繁栄しました。「城下町か、にぎわっていたんでしょうね、博士」。そうですね。豊かな自然と古い歴史という恵まれた環境で、人々は活気ある町つくりをしてきたと言えるでしょうね。日産自動車の工場がある町、新4号国道が走る上三川は、いま首都圏の重要な流通の基地として発展を続けています。“住みよく、暮らしよい田園工業都市”が、街のキャッチフレーズなんですよ。「博士、自然と産業のバランスのとれた街なんですね」。そういうことですね。
*寿老人(西念寺)・恵比寿(宝光院)・毘沙門天(見性寺)・布袋尊(延命院)・福禄寿(普門寺)・大黒天(善応寺)・弁財天(長泉寺)
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