地名の由来
河 内(かわち:栃木県河内郡)
とちぎん博士「河内」は宇都宮の北側に隣接しています。交通の便の良さから、企業の進出、住宅の造成など、近年発展が著しいまちと言っていいでしょう。自然環境も抜群です。まち東部を清流鬼怒川が流れています。
 「博士、河内の『河』は、鬼怒川のこと?」。「ということは…鬼怒川の内側に位置しているから、なんですね」。鋭いですね。地名というのは、自然環境と密接に関係しています。今回の「河内」はその典型と言っていいでしょう。全国にも、「河内」という地名はけっこう見かけます。「大阪の“河内”も同じような由来、と言うことですか、博士」。
kawachi  そのとおりです。河(川)を境に、“川うち”“川むこう”なんて呼ばれ親しまれてきたのでしょうね。本県の「河内」も、古くから、宇都宮から見て、“鬼怒川の河(川)内”の愛称で呼ばれていたようですよ。
 「ところで博士、いつ頃から、河内の地名で呼ばれているのですか」。良い質問ですね。実は、「万葉集」巻20・防人の歌の中に「河内」がでてくる、と言いますから、歴史の古さは想像できるでしょう。
 「歴史ある地名、ということですね、博士」。そうですね。さきほど鬼怒川の話がでてきましたが、恵まれた自然環境や、古い歴史と伝統がこのまちで暮らす人々のこころを豊かなものにしているんですね。
前ページへ 次ページへ 目次ページへ