地名の由来
太 田(おおた:群馬県太田市)
とちぎん博士太田というと、みなさんは何を思い浮かべますか?「えーと、中島飛行機、金山、それに天神山古墳…かな」。そうですね。確かに、かつて中島飛行機がありましたし、1,000基にのぼる古墳が点在する太田は、歴史的にも自然的にも、広々とした街というイメージがありますね。太田の地名のルーツは、この広大な街のイメージと関係があるんです。
 「博士、太田という地名は、広大な田畑だったところからきている…?」。鋭いですね。太田は、“古墳時代”のころから、良質の水田が広がっていたと言われています。
ohta  「なぜ、「大」や「多」でなく、「太」田なんですか?!博士」。いい質問ですね。『群馬の地名』(みやま文庫)にこう書いてあります。「太田とは、水田が多い意味である。太田は、古くは大田と書かれている…」と。「太も大も語源は同じ…、ということですか?博士」。そういうことですね。
 ほかにも、説はあります。「太田という名称は、荒田、新田と同様に田土の形容詞に起こり、この地方の広い良い所、大きな所と言う意味からして、本村に太田という名称がついたのであろう…」と(矢島力著『太田市史概説』)。
 どちらの説にしても、太田は、かつては良質の田畑が広がっていたから、というのが、地名のルーツなんですね。
 「博士、太田は豊かな自然環境と数多くの歴史的遺産が残る、伝統ある街なんですね」。そういうことですね。
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