地名の由来
宇都宮(うつのみや:栃木県宇都宮市)
とちぎん博士宇都宮。人口44万。北関東でもっとも大きな街、ということは、みなさんもご存じですよね。もちろん、栃木県の県庁の所在地、だってことも。こんなこと言うと、「いいかげにしてくれよ、忙しいんだから」とおしかりを受けそうです。が、もう少し話を聞いてください。
utsu  続けます。でも、宇都宮の地名は、どこから“やってきた”の、という素朴な質問を向けられたら、どうです。「うん?!」「待てよ?!」と、お困りになりませんか。知っているつもりが、以外と知らないのが、地名の由来でしょう。と、いうわけで、ちょっと、調べてみました。
 結論から、お話ししましょう。宇都宮の地名は、二荒山神社と関係があります。もっと端的にいうと、二荒山神社イコール宇都宮、ということです。
 なぜか。二荒山神社は、かつて、下野国「一の宮(いちのみや)」といわれていたようです。この一の宮がなまって宇都宮となった、と伝えられているのです。「なるほど。」
 ところが、これですまないのが、歴史のある地名の由来なんですね。これは、一説に過ぎません。ほかにも、下ノ宮から移しまつった「うつしの宮説」、樹木のうっそうと茂る丘上に鎮座する「鬱の宮説(うつのみや)」、さらに、「征討宮説(うつのみや)」、「内の宮説(うちのみや)」、などなど。いずれの説も、二荒山神社の別称が地名に転化したという点では変わりないようです。
 ところで、宇都宮の地名はいつ頃から、“登場した”のか。も、知りたいですよね。歴史書や古文書によると、鎌倉期から“見える”、ということです。以来、宇都宮は、二荒山神社の門前町として発展し、江戸期には、“小江戸”とも呼ばれ栄え、そして、現在に至っているわけですね。
 宇都宮は、二荒山神社が転化した地名とお話ししましたが、まさに、二荒山神社を中心として開けてきた街、なんですね。
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