長寿大国日本。今や人生80年という言葉もすっかり定着してまいりました。80年と一口に言うけれど、いったいどれくらいの時間なの?と、電卓をたたいたところ、
1日×24時間×365日×80年=700,800時間
人間の一生を時刻表に例えて考えてみると、この700,800時間の間に、私たちは子供時代や、青年期を過ごし、やがて就業し、結婚し老後へと向かって時を進めていきます。その間には、今回の調査結果からも分かるように、超過密ダイヤの時代もあれば、待ち時間の長い時代もあります。もし自分の人生の時刻表を目の前に広げることができたら「自分は今この電車に乗ろうとしているんだ」、「ここで乗り換えて、ここで時間待ちをして」と、行く先がハッキリと見えてくるかも知れません。しかし、現実の人生では、来るべき電車が来なかったり、乗り遅れたり、脱線事故も頻発に起こってきます。現に、一つの乗り物が人の運命や生死を分かつ運命を運んでくることもあります。私たちにとって、この時刻表の先を読むことは不可能であり、それだからこそ明日に夢を託して生きていくことが出来ると言えるでしょう。20代、30代、40代と左に時刻のみが打ってあるタイムスケジュールを自分の手で一日一日書き込んでいく時刻表、それが人生なのかも知れませんね。
とは言え、人によって時間の観念や使い方は本当に違うものだと実感しました。同じ一時間の使い方にしても、充実して過ごす人、無駄に過ごす人、時間を上手にコントロールする人、時間にコントロールされる人。また、現在は時間を節約しているつもりのことが、長い目で見ると時間の無駄遣いであったり(例えば、朝の通勤に車で10分、徒歩では30分かかるとしたらあなたはどうしますか?今現在は時間の節約になるかも知れませんが、毎日歩いて足を鍛えておけば、成人病になる確率が減り、将来医者にかかる時間を減らし健康な高齢期を過ごすことが出来るかも知れないのです。)、時間を使うタイミングを間違えたために物事がうまくいかなくなったりということもありますね。
仕事や家事に忙殺され、あっと言う間に毎日が過ぎ去ってしまう人が多いと思いますが、時には見えない時刻表を広げて、今までの自分と時間の関わり、そしてこれからの自分のタイムスケジュールなどをゆっくりイメージして眺めてみるのも良いのではないでしょうか。
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