銀行の業務、銀行の信用の上にたくさんの業務があります。

銀行の業務に共通しているのは、「お金を使った取り引き」をしていることです。

預金

預金

預金は、銀行にお金を預けることです。普通預金は預かったお金と同じ額をいつでも返還します、定期預金は一定の約束した期間を過ぎると返還します、と約束して預かったお金のことをいいます。

銀行では、皆さんからお預かりしたお金を、必要なところに融資や投資の形で貸し出すことで有効に役立てています。預金には、預かり期間や預金の種類に応じて利息が加わります。

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送金

送金

現金で多額のお金を相手に手渡すのは心配ですね。送金は、銀行を通して相手の預金口座に送ることです。日常よく使う送金方法に、振込みがあります。

預金者は支払いや受け取りに多くの時間と手間をかけずに、盗難にあう危険も避けることができます。昔は電報や手紙の形で誰から誰にいくら送りますと銀行同士で連絡を取り合っていましたが、現在ではコンピュータ・ネットワークを通じてすばやく安全に送金情報をやり取りしています。このネットワークにより、送金は日本国内だけではなく世界各国の金融機関との間でも行われています。

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決済

決済

決済は、お金の受渡しをして貸し借りを解消することをいいます

たとえば、公共料金や、クレジットカードの支払いなどのお金を支払う場合に、現金ではなく自分の預金口座から支払うことができます。 直接お金を持参することなく、利用する方の口座から支払先に送金することで、手間と時間の節約ができるようになっています。

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融資

融資

手持ちのお金ではお金が足りないとき、銀行が必要な人にお金を貸し出すことです。借りている期間に応じて利息(金利)がかかります。融資とは、集めた資本(お金)を、必要な人に融通するというところから作られた言葉です。

銀行では融資したお金が確実に返済されるように、貸出先についてはしっかりと確認をすることになっています。この確認作業のことを審査といいます。返済では融資した金額と貸し出した時点で約束した利息を支払っていただくことになっています。

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投資

投資

銀行は、預金への利息を確実に還元するために、融資以外の方法でもお預かりしたお金を活用しています。投資はそうした活用手段の一つです。金融機関では、預金などの資金を活用することを運用と呼んでいます。

投資は、これこそ将来役に立つと見込んだところにお金を投入していくことです。たとえば、手持ちのお金を成長中の会社に資本の一部として渡して見返りを得ることをいいます。

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調査研究業務

調査研究業務

銀行ではお預かりした預金を効率よく運用するため、実際の経済の動きや暮らしに関するアンケート調査などを行って、これからの仕事の取り組み方などを考えるために役立てています。

銀行の調査研究業務には、地域の産業、暮らしに役立つ身近な分野の調査研究もあれば、新たな金融商品を開発していくための本格的な世界の経済情勢の研究・分析も含まれています。

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その他の業務(国債・保険など)

その他の業務(国債・保険など)

この他に、銀行ではこんな業務もしています。

銀行の業務には、身近なところでは、両替や貸出金庫(貸金庫)で有価証券、貴金属などの保管などがあります。そのほかの業務は以下のようなものです。

  • 有価証券の売買
  • 国債、地方債などの募集
  • 確定拠出年金の取り扱い
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