銀行の役割、銀行はあなたと世の中の信用を支えています

銀行は世の中でお金を循環させるという大きな役割を果たしています。

暮らしの中で大切なこと、それは衣食住の充実から始まります。
でも、そのためにはお金が必要です。
働いて得たお金を、食べ物や衣類に使い、住む所を確保するために使いますが、そこで使ったお金がまた自分の家計に巡ってくるしくみ。
家庭の消費生活は家計、家庭で消費するものを作るのが企業、家庭と企業から集めた税金を使って公共サービスをするのが政府。この家計と企業と政府の間をお金で結ぶのが銀行です。

貯蓄、投資

貯蓄と投資の橋渡しをする銀行

銀行の役割は大きく分けるとこの3つに分類できます。

銀行の役割分類図

いま、あなたは家にいくらくらいの現金を置いていますか。すぐに使う予定のないお金を自宅においておくよりも、安全な銀行に預けて利息を増やしたいと思うはずです。

一方で、これから事業を大きくしたい人にとっては、心当たりのある人を訪ねて資金を集めるだけでは必要な資金が手に入れられないことも出てきます。

お金を預けたい人が、お金を借りたい人に直接貸し出して、その返済をすべて管理することは簡単なことではありません。
貸したい人と借りたい人がお互いに納得できる条件で相手を見つけるのは、大変な労力が必要です。いつでも必要なお金を持っているとも限りませんね。そこで、銀行は利息を払ってお金を集め(預金)、集めたお金を貸し出して、利子をつけて返済してもらうことで沢山いる預けたい人と借りたい人たちの仲立ちをしているのです。

つまり、銀行に開設した自分の口座に預けられたお金は、今度は事業のための資金や家を建てるための資金が必要な人に貸し出されます。
貸し出されたお金は利息を加えて返済され、その利息がお金を預けた人に配分されるのです。

お金を送る、決済することも銀行の大切な役割です。銀行が仲立ちすることで、できる限り煩雑な現金のやり取りを減らすことができますし、遠くにいる人にもお金を送ることができます。
銀行預金から口座引き落としすることで、毎月の公共料金をそれぞれの窓口で支払う手間を省くことができます。

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貯蓄、投資

地域経済を支える地方銀行

地方銀行は、その土地のことをすみずみまで最もよく知っている地域経済のパートナーです。そこに住む人、会社が欲しいと思っているサービスができるのも、その地方に銀行も人も仕組みも揃えて持っているからです。

その地域経済に特有の条件を考えた融資ができるのも、地域の活動をしっかりキャッチしているからですし、より密接にお客様とコミュニケーションしているからこそ、会社と会社の間の情報を媒介して新らしいビジネスチャンスを生み出すこともできるのです。

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