ACTION職場環境・採用情報

Q&A

業務・職場環境 Q&A

営業店での具体的な担当係について知りたいです。

営業店では、大きく分けると3つの係に分業されています。

① 預金係 主に、来店するお客さまを対応します。お客さまは、新規口座開設や入出金、両替、振込、口座振替、手形・小切手の資金化、納税、資産運用相談、相続手続きなど、さまざまなニーズでご来店されます。そのため、銀行員は法律に基づく知識の習得やコミュニケーション力アップも重要となります。
② 融資係 主に、融資案件の分析やその審査書類の作成、契約書の保管管理、貸付金の返済管理、保証や担保の管理など、融資に関わるお客さまからの相談(入口)から返済(出口)に至るまで、一連の業務を担当します。銀行員は、お客さまの事業内容や成長可能性などを適切に評価するため、目利き力などを養っていくことが大切です。
③ 渉外係 預金業務、融資業務に関わらず、お客さまのお宅や企業へ直接お伺いし、お客さまが抱える課題や困り事を解決へと導くための提案等を行います。多様な業種や業界の方との接点を持つことができるため、さまざまなことに興味関心を持つ好奇心と追求心が大切です。
営業時間である9時~15時以外の時間は何をやっているのですか?

開店前には、お客さまに気持ちよくご来店いただくために店内や駐車場等の清掃で美化に努めたり、その日の業務の準備を行ったりします。スケジュールや伝達事項等を共有するための朝礼も行います。15時の閉店後は、当日受付したお客さまからの依頼に基づく伝票・書類の集計や整理、現金等の締め上げ作業、翌日の業務準備、社内の情報共有作業、テレマーケティングなどを行っています。

銀行は堅いイメージがあります。実際はどのような雰囲気なのでしょうか?

銀行員は、お客さまの大事な資産をお預かりするという職業柄、信頼感や安心感、清潔感は欠かせませんので、堅い印象をお持ちいただくことはお客さまからの信用を得るための重要な要素であると考えます。一方で、その堅いイメージは良い意味で裏切ることがあるかもしれません。高くアンテナを張り、いろいろなことに興味関心を持つ銀行員だからこそ、「人」としてユーモアにあふれ、さまざまなことを具象化するアイディアマンのような行員がたくさんいます。当行に入行した若手行員においても「入行前は銀行には堅いイメージをもっていましたが、行員は堅い人ばかりではない」なんて驚くことも少なくありません。

ノルマはありますか?

当行では、営業における実績が歩合給に直結するようなノルマはありません。ただし、当行は株式会社であり、一企業として利益を出さなければ永続できません。地域経済のインフラとして機能する銀行が利益を出し、一企業として健全性を高めていくことは、地域の発展への寄与につながるものと考えます。そのため、営業目標は必要なものであり、その目標値は設定しています。目標に向かって組織・チームが一丸となって試行錯誤しながらチャレンジするプロセスの先に、行員一人ひとりの成長があるものと考えています。

人材育成 Q&A

新入行員研修について知りたいです。

新入行員向けの研修については、入行後すぐにスタートします。ビジネスマナーやコンプライアンス、金融知識、預金・融資・渉外の業務別知識、機械端末操作、コミュニケーション力など、銀行員としての心構えや基礎的知識・スキルを身につけられるよう、多角的にプログラムを組んでいます。研修所にて実施する集合型研修と配属先の営業店から参加するライブ型オンライン研修を軸として、さらにオンライン動画学習システムやOJT課題による事前・事後学習を取り入れ、研修効果を向上させることで、知識やスキルの定着を促しています。単に「分かった、ためになった」という学びの場ではなく、「(一人で)できる」を目指し、銀行員としての成長を後押ししています。

ジョブローテーション制度とは何ですか?

「行員の適性やキャリアプランに応じた人材育成」や「自律・能動的に仕事に向き合う風土の醸成」、「職員の多角的な視点の養成や働きがいの向上」等を目指し、店内担当係の配置を換えるジョブローテーションをルール化しています。前項にて示した研修やOJTを中心とする新入行員への初期育成は、「初等教育プログラム」と題し、大卒者については原則、入行後2年間を銀行員としての基礎力アップ期間と位置づけ、全行を挙げて新入行員の成長をバックアップしています。この育成期間においては、原則新入行員全員が「預金・融資・渉外」を経験するジョブ・ローテーションを実施し、地域経済の担い手としての基礎的な知識やスキルの習得を通じて、多様化するお客さまニーズや課題への対応力の向上や行員間のコミュニケーションの活性化を目指しています。

新入行員向けの研修以外にどのような研修がありますか?

当行では、行員一人ひとりが仕事や働き方など自身の将来の理想像を真剣に考え、自らに必要な知識や経験、スキルの習得に向け、指名制/公募制問わず、さまざまな研修を用意しています。研修を教育の軸と位置づけ、お客さまへの課題解決力を養う「業務別研修」と、人間力を養う「階層別研修」を並行して実施していくことで、自律・能動的に仕事に向き合い、自らの価値向上を促進しています。新入行員から支店長などの管理職に至るまで、学び続けられるカリキュラムや環境が整っています。

銀行外の機関等への派遣制度はありますか?

課題や悩みを抱えるお客さまの一番の相談相手になるべく、多面的な能力やスキル、ノウハウ等を養うため、さまざまな外部機関へと派遣しています。例えば、実践的なコンサルティングスキルを習得し経営コンサルティングを目指す3か月間の全日制実践型ビジネススクールへの派遣や、中小企業診断士1次試験合格者を対象とした6か月間の中小企業診断士養成課程への派遣等、専門的スキル・ノウハウの習得を目的とした外部機関への派遣も積極的に行っています。これらの派遣においては、豊富な知識と柔軟な対応力を身につけたいとスキルアップを志す行員を対象として、公募受付により派遣者を決定しています。

働き方 Q&A

勤務時間を教えてください。

勤務時間は通常日と特定日によって異なります。通常日の勤務時間は8時45分~17時です。特定日とは、週初め1営業日、月初1営業日、月末2営業日のことをいい、勤務時間は8時45分~17時45分となります。
ただし、繁忙日など状況によっては、残業することもあります。

銀行の休日を教えてください。

土日および祝日は休日で(ただし、ローンセンター等で勤務する行員を除く)、完全週休2日です。また、12月31日~1月3日の年末年始も休日となっています。

銀行の休日以外に休むことはできますか?

銀行の休日以外には、年次有給休暇(アニバーサリー休暇、ヘルスアップ休暇、カルチャー休暇含む)やリフレッシュ休暇等が取得できます。年次有給休暇は、入行初年度には10日付与され、以降勤務年数に応じて付与日数は増え、最高で年40日(繰越日数含む)の有給休暇が与えられます。リフレッシュ休暇とは年1回取得する連続5営業日の休暇のことをいい、土日を含めると9日間の連休となるため、この休暇を利用して遠出の旅行に出かける行員も多いです。これらの休暇の取得は権利であり、基本的にはいつでも取得することが可能ではありますが、希望日が繁忙時期に当たったり、職場の同僚と希望日が重複したり等の際には、変更してもらうことがあります。この他、子の看護休暇や慶弔、介護休暇等があります。

結婚や出産など、ライフイベントに変化があっても働きやすい職場ですか?

当行では、多くの行員が働くパパ・働くママとして仕事と家庭を両立しながら働いています。育児休業はもちろんのこと、小学校3年生までのお子さんを育てる行員については育児短時間勤務制度を利用することが可能です。これは、勤務時間を6時間または7時間に短縮して働くことができる制度であり、お子さんの送迎などに合わせて8種類という豊富なバリエーションの勤務形態から選択することができるようになっています。当行ではこのような制度を通じて、子育てしながら仕事に励む行員をバックアップし、働きやすい職場環境の整備に努めています。

復職制度(カムバック制度)とは何ですか?

復職制度は、結婚や出産、育児、介護、家族の人事異動に伴う転居等の理由により、当行を一度退職した方を対象に、原則退職時の処遇にて再雇用する制度として、平成29年4月に導入しました。令和5年6月からは、「転職」という自身のキャリアアップ等を理由に退職した方についても復職可能とする資格要件に拡充し、制度名を「カムバック制度」として運用することとしました。当行は今後も、ライフイベントに応じたキャリアや、外部で身に付けた専門性やスキル、知見、人脈など、さまざまな経験を積んだ人材を迎え入れ、当行グループへの新たなイノベーションなどのシナジーを創出することで、持続可能な地域社会づくりに貢献していきます。

採用・募集 Q&A

どのような人物像を求めますか?
1.物事を自分事として捉えようとする人材
当行は「豊かな地域社会づくりに貢献する」を経営理念としています。地域のお客さまが抱える課題の解決を通じて、お客さまを笑顔に変え、経済面の豊かさだけでなく、心の豊かさをも生み出していく…それが私たちの使命です。お客さまの喜びや痛みなどを自分事のように捉え、ともに分かち合える、そんな思いやりにあふれる誠実な方をお待ちしています。
2.失敗を恐れず前進し続けようとする人材
経験は成長の源泉となります。「失敗を恐れて何もしない、動かない」という選択をするのではなく、「結果だけにとらわれず、まずはやってみる、そこから何か吸収する」といった前向きな姿勢で取り組み続けられる方こそ、成長への近道を歩むことができるはずであると考えます。
3.人との絆を大切にする人材
社会人として歩んでいく中で大切なことはたくさんありますが、人との信頼関係を構築していくこと、自らその距離感を近づけようとする姿勢は、最も大切なことの一つであると言えます。働く上で、必ず関わり合っていくのは「人」です。その「人」に興味関心を持ち、自ら歩み寄り、信頼関係を構築しようとすることは、自身の社会人人生をより豊かにしていくことにつながります。お客さまや職場仲間などと自ら絆を育もうとすることで養われる人間力をさらに生かすことができる環境が、当行には整っています。
どのような職種がありますか?

当行には、「総合職」と「地域限定総合職」の2つの職種があります。
社会環境や価値観の変化に伴い、地域のお客さまの抱える課題や悩みも多様化かつ高度化してきています。このような背景のもと、私たちはお客さまに適切な解決策を提供するため、金融のプロとしての自覚や誇りを持ち、努力し続ける必要があります。その姿勢は行員によっての区別はなく、全行員に期待されている役割です。だからこそ、当行では、全行員を業務の区別のない「総合職」と位置づけており、ライフプランに合わせるなど地域を限定した働き方を選択できる「地域限定総合職」を設けています。よって「総合職」「地域限定総合職」には業務区分や期待役割の差異などはありません。どちらの職種も努力次第で、管理職を目指したキャリアアップを実現することが可能です。

職種による採用の募集をしていますか?

当行では、2つの職種があることについては前項で示していますが、応募いただく段階で、職種(「総合職」または「地域限定総合職」)を選択する必要はありません。入行後は、預金業務や融資業務、渉外業務、預り資産業務など、銀行員としてさまざまな基礎的業務を習得していただきます。その過程の中で、ライフプラン等を加味した働き方と向き合い、職種を選択いただきます。大学院卒・大卒者は、入行後3年以上経過後に職種を選択することになります。また、長い銀行員生活の中では、価値観やライフイベント等の変化に伴い、職種を変更すること(総合職から地域限定総合職へ/地域限定総合職から総合職へ)も可能です。

金融や経済に関する専門的な知識を特に学んできたわけではないのですが、応募は可能ですか?

応募いただく段階で、金融や経済に関する高度な知識は求めていません。ただし、「世の中の経済環境」や「社会的な問題・課題とその背景」など、日頃から一般的な情報として世の中の動きに高くアンテナを張る習慣を身につけておく必要はあります。世の中の動きや価値観が変化する中で、地域のお客さまを取り巻く環境も変化し、ニーズや課題も多様化しています。銀行員としてお客さまの一番の理解者になるためには、まずは世の中の動きに敏感になるという姿勢が重要であると考えています。

学部や学科、専攻によって有利・不利はありますか?

採用選考において、学部や学科、専攻は不問ですので、それらによる有利・不利は全くありません。一般的に、銀行で働く方には経済学部や経営学部、商学部など、経済関連を専門として学んできた方が多いとの印象を持っているかもしれませんが、当行で働く行員はそれらを専門として学んできた方ばかりではありません。当行には、理工学部や農学部、教育学部、文学部、外国語学部、スポーツ科学部など、一見銀行業とは遠い印象を持つ学部の出身者が多数おり、大学時代にさまざまな分野を専門的に学んだ行員がその経験や知識を生かしつつ活躍しています。大事なのは「何を学んだか」ではなく、「どのような姿勢で取り組んできたか」「学んだことをどのように社会に活かそうとするのか」であると考えます。

学生時代に取得が必要な資格はありますか?

応募いただく段階で、取得を必要とする資格はありません。そのため、取得資格による有利・不利もありません。どのような資格でも、合格や高得点を目指し、勉強したりスキルを習得したりするなどの努力をしなければ取得することはできません。資格は努力の証でもありますので、ぜひお持ちの資格等がある場合には、応募書類等でお示しください。一方、適切な金融サービスや情報の提供を通して、地域のお客さまに喜んでいただくため、銀行員はさまざまな資格試験や検定試験にチャレンジし、ブラッシュアップして自分磨きをしていくことが大切です。学生時代同様、「学び続ける姿勢」は銀行員にとって、とても重要になります。入行後は、金融のプロとして、ファイナンシャルプランナー(FP)といった金融全般の知識は必要になってきます。