人材育成に熱心な環境で
難関資格を複数取得。
目指すは金融のプロ!

INTERVIEW

鹿沼支店 係長 渉外係 阿部 一祥 2015年入行

一気に視野を広げてくれた資格

 就職活動の際、説明会の段階で学生の顔と名前を覚えてくれたのは栃木銀行だけ。人を大切に育てていく姿勢が伝わってきました。入行後、まさに人材育成を重視している銀行だと強く実感できたのが、「経営コンサルタント養成講座」に参加したときです。財務、経営戦略、マーケティング、生産管理、人事・労務管理など企業経営全般の知識を総合的に学べる3か月にわたる外部研修で、実際に企業の経営診断をする実習もあります。全国から集まった受講者と連日夜中まで勉強に明け暮れました。講座修了後に経営コンサルタント認定試験に合格。これを機に、栃木県内から日本全国や海外へと一気に視野が広がり、ビジネスの舞台を大きく捉えられるようになりました。ある経営者から「同じ経営者の目線で話を聞いてくれるのは、阿部さんだけだよ」と言っていただけたのも、受講の成果です。

 自分にしかできない深いご提案をするには、専門知識が必ず必要になります。高度な知識を自分の言葉にして提案するためにFP1級と中小企業診断士の試験に合格しました。
 特に、中小企業診断士の二次試験にはこだわりを持って取り組みました。論文・口述の試験方式となり、7科目の幅広い知識を使って論理的に助言できなければ合格できないからです。人事部主催の二次試験対策講座にも参加し、合格者の4%程度である1次2次試験のストレート合格を果たせました。今後は、企業内診断士として活躍の場を広げていきたいと考えています。

創業支援で得た最高の喜び

 私の現在の業務は、SS(ソリューション・サポーター)の視点をベースとした法人向けの渉外活動です。これは、単に融資や資産運用のご提案をするのではなく、お客さまの課題解決に向けてコンサルティング営業を行うもの。DXやSDGsなども最前線で学び、お客さまへのサービスに生かしています。

 お客さまのニーズや課題の多様化にともない、銀行の業務の幅も広がってきています。そんな中、「銀行員はこういうことまでできるんだ!」という体験を、私自身も日々重ねています。その一つの例が、ある会社の創業支援です。社長の思いを形にするため経営戦略や経営ビジョンの構築をはじめ、資金繰りのご相談、人材採用のお手伝い、税理士のご紹介など、一から会社を立ち上げるためのあらゆるプロセスに関わりました。会社の事業がスタートした今も、社員の方から「社長が不在のときは、何でも阿部さんに相談するように言われています」と、よく連絡をいただきます。自分の熱意が伝わって信頼を勝ち取ることができたのは、最高の喜びです。今後も長いおつきあいをさせていただきたいと思っています。

INTERVIEW インタビュー動画

MESSAGE 学生の皆さんへ

自分が社会人になった姿を想像してみてください。大切なのは、会社に入ることではなく、その会社で何をして、どういう自分になりたいか。そこを一生懸命考えれば、進むべき道が見えてくるはずです。私はチャレンジ精神を持った方と一緒に働きたいと思っています。チャレンジは成長につながります。ぜひ栃木銀行で、皆さんの夢を描いてください。