栃木銀行は、経営理念として掲げる「豊かな地域社会づくりに貢献し、信頼される銀行を目指します。」に基づき、お客様の課題解決に向けた取組を進めております。
一人でも多くのお客様と顔の見える関係を築き、お客様と一心同体となり課題や困りごとを解決することで、地域社会の発展・成長に貢献するため、「お客様本位の金融サービスを実現するための方針」(以下、「本方針」)を策定・公表するとともに、本方針を踏まえたより良い金融サービスの提供を行ってまいります。また、お客様本位の取り組みに関する具体的な指標については、「お客様本位の金融サービスを実現するための方針」に関する取組状況をご覧ください。

※金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係は、「対応関係表」をご覧ください。

1.お客様本位の業務運営に関する基本方針の策定と公表について

  • 当行は、お客様本位の考え方に基づく業務運営の実現に向けて、「お客様本位の金融サービスを実現するための方針」を定め、お客様本位で行動することを実践してまいります。
    また、本方針に係る取組状況を定期的に公表することにより、方針の定着化を図るとともに、定期的に見直しを行い、より良い業務運営を実現してまいります。

【アクションプラン】

  • 当行は「お客様本位の金融サービスを実現するための方針」を踏まえ、お客様本位の取組み状況について客観的に確認・評価する指標(KPI)を設定し、毎年3月末を基準として、6月に当行のホームページに公表いたします。

2.お客様の最善の利益の追求のために

  • 当行は「お客様の最善の利益」を「大切な夢や想いが安心して育まれ、豊かな生活が実現できること」であると考えます。お客様の最善の利益の追求のために、お客様一人ひとりの夢や想いに寄り添い、高い倫理観を持ち、お客様が目指す目標の実現に向けて、従業員一人ひとりが、誠実かつ公正に業務を行います。また、お客様本位の業務運営が、当行の企業文化として定着するよう取り組んでまいります。

【アクションプラン】

  • お客様をよく理解し、お客様が思い描く中長期の目標(夢や想い)や課題に寄り添い、それらの実現・課題解決に向けて、それぞれのライフプランやご意向に最も適した商品やサービスをご提供してまいります。
  • お客様の中長期の安定的な資産形成に向けては、長期・積立・分散投資のご提案に努めてまいります。
  • 金融商品やサービスのご契約後のお客様に対しては、ご意向等に変化がないかお客様と共有し、必要に応じて見直しを図ることで目標の実現に努めてまいります。
  • お客様の多様なニーズにあった適切なコンサルティングを提供するため、高い専門性と倫理観を備えた人材育成に取組んでまいります。
  • お客様の目標の実現に向け、お客様の資産を形成していくことで、お客様との信頼関係を構築し、お取引の継続に努めてまいります。

3.利益相反の適切な管理体制について

  • 当行は、法令諸規則ならびに利益相反管理方針に基づき、お客様に対して適切でない取引が行われることのないよう、お客様との利益相反の可能性を把握し、適切に管理いたします。

【アクションプラン】

  • お客様に当行のグループ会社をご紹介する際には、事前にお客様のご同意をいただくとともに、利益相反管理方針に基づき、お客様の利益が不当に損なわれることがないようにいたします。

4.お客様にご負担いただく手数料等について

  • 当行は、お客様にご負担いただく手数料やその他の費用について、その対価となるサービスの内容も含め、お客様にご理解いただけるように分かりやすく丁寧にお伝えいたします。

【アクションプラン】

  • 手数料等は、お客様が金融商品を選定する際の重要な判断材料の一つであることから、当行は当該金融商品を販売する際には、契約締結前交付書面(目論見書等)・設計書・パンフレット等(重要情報シートを含む)を活用し、お客様に分かりやすく丁寧にご説明いたします。

5.重要な情報の分かりやすい提供について

  • 当行が、お客様に金融商品をご提案する際には、お客様の投資経験等を考慮し、重要情報シートやタブレット端末等を活用し、金融商品のリスクや運用実績、取引条件などの重要な情報を分かりやすく丁寧にご説明いたします。
  • 当行は、複数の金融商品をパッケージとしてご提案する際は、個別での購入も可能かどうかを含め、それぞれの重要な情報について、分かりやすく丁寧にご説明いたします。

【アクションプラン】

  • 当行は、お客様に金融商品をご提案する際に、商品のリスクや運用実績・取引条件・販売対象として想定するお客様層などの重要な情報を、同種の商品と比較することが容易となるよう、重要情報シート及び販売用資料等を活用して、分かりやすく丁寧にご説明いたします。
  • 仕組みが複雑またはリスクの高い商品の販売を行う場合は、重要情報シート等の資料を用いて、商品性やリスク・手数料など、より分かりやすく丁寧な説明に努めてまいります。
  • 当行は、重要な情報をお客様に分かりやすく提供するため、パンフレットの充実やタブレット端末を活用した提案ツールの拡充を図ってまいります。
  • お客様との利益相反の可能性がある場合、その具体的な内容(第三者から受け取る手数料含む)及び取引等に及ぼす影響について重要情報シート等の資料を用いて、ご説明いたします。

6.お客様にふさわしい商品・サービスの提供について

  • 当行は、お客様がお考えになるライフプランや金融商品に対するご意向を第一とし、お客様の投資経験やお取引の目的等に照らし、最適な商品やサービスをご提案いたします。特に、投資がはじめてのお客様やご高齢のお客様につきましては、ご提案する商品やサービスが適切かどうか、より慎重に判断いたします。
  • 当行は、多様化するお客様のニーズにお応えするため、幅広い商品ラインアップの構築に努めます。
  • 当行は、市場動向やお客様の運用状況等を踏まえ、タイムリーで分かりやすいアフターフォローを実施いたします。

【アクションプラン】

  • お客様のライフプランやご意向ならびに適合性などの情報を適切に把握し、目標とする資産額やリスク性資産の適切な割合などに配慮し、お客様にとって最適な商品・サービスの提供を行ってまいります。
  • お客様のライフプランやニーズに合った商品を比較検討できるよう、当行が取扱う金融商品やサービスについて、パンフレットや重要情報シート等を用い、丁寧にご説明いたします。
  • 金融商品やサービスのご契約後においても、お客様のライフプランやご意向に変化がないか定期的にアフターフォローを実施し、継続的な情報提供に努めてまいります。
  • 金融商品の仕組等について、お客様のご年齢や投資経験等に合わせ、わかりやすく情報提供できるよう、商品パンフレット等の充実や従業員の研修・教育を実施してまいります。
  • 新たな商品・サービスを導入する際には、商品性・運用状況・リスク等を検証のうえ行内規程に基づき取扱商品を選定いたします。
  • お客様の金融知識向上に資するため資産運用セミナー等を通じて情報提供に努めてまいります。

7.従業員に対する適切な動機づけの枠組みについて

  • 当行は、お客様本位の業務運営を実現するため、FPなどの資格取得を奨励するとともに、業績評価や研修体系の構築など、従業員に対する適切な動機づけの枠組みやガバナンス体制を整備いたします。

【アクションプラン】

  • 当行は、お客様本位の金融サービスを実現するため、従業員への研修・教育による人材育成に努めFP等専門資格の取得奨励により、従業員の専門的なスキル向上に努めてまいります。
  • お客様満足度の向上を目指し、お客様向けアンケートの実施と効果検証を定期的に行うことにより、従業員にお客様本位の業務運営を適切に動機づけてまいります。
  • お客様の安定的な資産形成と最善の利益に繋がる提案や取組みを評価体系に組み入れ、お客様本位の業務運営の浸透と定着を図ってまいります。

平成29年6月30日制定
令和5年6月30日改訂
株式会社 栃木銀行

《お客様本位の金融サービスを実現するための方針》
に関する取組状況

当行グループは、「お客様本位の金融サービスを実現するための方針」に基づく取組を実践し、取組状況を定期的に公表してまいります。

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