取締役頭取 黒本淳之介
取締役頭取
黒本淳之介

人口減少やマイナス金利、FinTechなど、
経営環境は大きく変化

日本経済は、通商問題に対する懸念などから世界経済の不確実性が高まりつつも、国内では堅調な個人消費や企業収益の改善等を支えに緩やかな回復が続きました。

金融業界を取り巻く環境は、人口減少やマイナス金利政策の長期化、FinTechの進展等、厳しさを増しております。また、地域金融機関に求められるサービスや役割は大きく変化しており、この変化に対してどのようなサービスを展開し、収益力を高めていくのか、各銀行は創意工夫によって独自性を発揮することが求められております。

第九次中期経営計画の進捗状況について

このような経営環境の中、当行は、2017年4月から第九次中期経営計画をスタートさせました。当計画では、目指す銀行像として「お客さまから信頼され選ばれ続ける銀行」を掲げ、お客さまに適したきめ細やかなサービスを提供し、ご満足いただいた結果が地域の活性化に結びつき、ひいては当行の収益につながるという「お客さま」と「地域」と「当行」がともに発展・成長する好循環の形成に努めているところです。

しかしながら2019年3月期は、有価証券の評価損拡大や与信費用の増加に備えるための費用を計上したことなどから、経常利益30億円、当期純利益14億円の計上となりました。

また、第九次中期経営計画の策定当時に比べて、地域金融機関を取り巻く環境が一段と厳しさを増していることを踏まえ、計画の最終年度にあたる2019年度の当期純利益目標(連結)を15億円以上に下方修正いたしました。修正後の目標を着実に達成することはもとより、訪問型営業の徹底と効率的な店舗運営を通して、お客さまの多様なニーズにお応えすることにより、お客さまから信頼され『選ばれ続ける銀行』を目指してまいります。

お客さま本位の金融サービスを提供し、
『お客さまから信頼され選ばれ続ける銀行』へ

当行は、適切なリスクテイクにより、健全で収益性の高い資産ポートフォリオの構築を目指すとともに、生産性の向上を通して営業活動に注力できる態勢を整え、より一層、強靭な収益基盤を構築いたします。加えて、諸法令やルールを厳格に遵守するコンプライアンスの意識を一層高めるとともに、リスク管理態勢の高度化を図ります。

こうした取組みを通じて当行は、「First for Youあなたとともに」のブランドスローガンのもと、お客さま本位の金融サービスをこれまで以上に提供し続けていくことで、企業の生産性向上とお客さまの資産形成を実現し、ひいては地域経済の発展に貢献してまいります。

私ども栃木銀行は、地域の皆さまとともに未来へ歩み続け、夢を実現し、喜びを分かち合うことで、「お客さまから信頼され選ばれ続ける銀行」となることを目指し、役職員一丸となってたゆまぬ努力を続けてまいる所存です。

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